【感染×少女】愚痴吐き場【グル詳細必読】

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2017/06/19 02:16

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kiliru

目が醒めるといつの間にか僕は外にいた。
なぜか既視感を感じる。
それは目の前にいる女性二人の視線がもたらしていると分かったのは、数秒経ってからだ。
「男の生存者?本当に?」
とてもよく知っているはずなのに、女性などと表現したのは知っている相手そのものなのか自信が持てなかったからだ。
樽神名アド。来栖崎ひさぎ。
間違いなく二人はその人だと思ったし、事実二人はそう名乗った。
ただ、記憶と一致しないのは二人が僕のことを知らないからだ。
記憶が確かなら僕は死んだはずだ。
地下で死んだはずの僕が外にいて、僕を知らないアドとひさぎが目の前にいる。
朧げには分かっている。何が起こっているのか。
あとは確かめればいいだけだ。今日が何月何日なのか。
二人とあの時交わした言葉を思い出しながら、上の空で会話しながら自分の置かれた状況を分析する。
僕は死んだ。
死んで、あの時に戻って来たんだ。
あのデパートに戻れば、礼音さんや甘噛だってきっといる。
僕の持っている知識を上手く使えば、二人を今度こそ死なせることなく島からの脱出も出来るかもしれない。
僕とひさぎの絆は無くなるけど、ひさぎの人生を今度は台無しにしなくて済むんだ。
「ど、どうかした?」
「あんた、何泣いてるのよ?」
ふと我にかえると、二人のそんな動揺した声が聞こえる。
その時になって、僕は目から止め処なく流れる涙に気付いた。
ああ、分かってる。
これは、皆が幸せに過ごせる未来を夢見て流した嬉し涙なんかじゃない。
外で必死に陽動を実行してくれているポートラルの皆。
僕が死んだ後、一人で大量のゾンビに囲まれて戦っているであろう、ひさぎ。
そんな仲間を放って、僕は一人で死んで、やり直しの世界にいる。
やり直す事が出来る。皆を助ける事が、今度こそ出来るかも知れない。
既に誰一人として助ける事が出来なかったというのに、僕は一瞬でもーーいや、一瞬なんかじゃなく、僕は頭を埋め尽くすくらいの喜びを感じてしまったんだ。
喜びと後悔と。
両方に気付いた時、僕は何も考えることも出来なくなって、ただ泣いた。
泣けるだけ、今は泣こう。
今度こそ、絶対に誰も死なせない。
助けられなかった仲間たちのためにも、これは僕に課せられた絶対の盟約なんだ。

【END】

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