【感染×少女】愚痴吐き場【グル詳細必読】

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2017/06/19 02:16

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kiliru


「謝罪は不要との事でしたが、皆様にご迷惑をおかけしたことを正式に謝罪させて下さいませ」

誰も何も言えなかった。
だからこそ、やはり最初に口を開いたのはアドだった。
頭を軽く掻きながら、一転して真剣な表情で言う。

「全く…。サンちゃんは頭いい癖にこういう気遣いが出来ないよね」
「悪い…」

ぐうの音も出ない。

「まぁ、謝罪をさせないってのも酷い話か。つづりん、ひとまず顔上げてよ」
「…はい」
「謝罪は受け入れるよ。その上で許す。気にするななんて言わないから、つづりんも少しずつ自分を許してあげて」
「樽神名さん…皆さんも……。重ね重ね、ありがとうございます……っ」

本当にこういう所はアドに敵わない。
皆がそれぞれ甘噛に声をかける中、来栖崎だけが寄っていかないのは相変わらずというか、らしいというか。
僕の視線に気付くと、来栖崎はつまらなそうに顔を背けた。

「ところで、樽神名さんは本当に大丈夫なんですの?頭を打ったりとか」
「もー、つづりんまで酷い言い草だなー」
「あ、いえ、そういう意味では…」
「吹っ飛んだ先にクッションがあったから、全然平気だったよ」

コンクリートはクッションじゃねぇ、と皆が思ったが、今更口に出して突っ込むことはなかった。

「アド。コンクリートはクッションではありません」

訂正。
うちには空気読めない子がもう一人いた。

まぁ、なんだ。つまりは通常運転ってことだ。
その後はそれぞれ夕食の用意を始めた。貧血気味の僕は、今日は準備を免除された。
同じく、今日の仕事を免除された甘噛が隣に座って僕の手にその手を重ねてきた。

「サン様。何度も言いますが、本当にありがとうございました」
「僕がやりたくてやったことだよ。第一、僕一人じゃ出来なかった」
「それでも。わたくしはサン様に感謝したいのです。このお礼は必ず致しますわ」
「それは……」

断ろうとして、先程のアドを思い出す。姫片に言われたことも。
僕が返すべき答えは、今までのままじゃ駄目なんだ。自分でもそう思う。
だから、少しだけ緊張しながら僕はこう言った。

「いや、そうだな。期待してるよ」

そんな僕の答えは予想してなかったのかもしれない。
甘噛は数秒ほど目をぱちぱちとさせていた。
そして、今まで見た中でも一番魅力的な笑顔で頷いた。

「はいっ!」