【感染×少女】愚痴吐き場【グル詳細必読】

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2017/06/19 02:16

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甘噛が用意された夕食を取りに行っていると、入れ替わりにアドがやって来た。

「サンちゃん、おつー」
「アドもな」

緊張が取れたせいもあって、大分体も動かせるようになって来た。
この分なら明日は歩いて移動することも可能だろう。
方針としては、やはり本拠地に戻ることになった。僕も甘噛も、そして見た目はともかくアドも本調子ではない以上、無理をすべきではないとの判断になったためだ。

「ほい。サンちゃん、喉乾いたでしょ。水持って来たよ」
「おう。ありが、とう…………」

差し出された水を受け取る瞬間になって、初めて気付いた。
若干ぎこちなくなったかもしれないが、受け取ったペットボトルを開けてまずは喉を潤す。
だが、水分を含んでも喉がカラカラに乾いたままだ。

何故、今まで気づかなかったのだろう。
僕は甘噛に肩の骨を折られたのではなかったか?
問題なく動かせているどころか、痛みすら感じない。
折れたというのは勘違いで、ただの打撲だったのか?だとしても、今痛みを感じないのはおかしくないか?

「サンちゃん」
「っ!ど、どうした、アド?」

会話をする余裕は今の僕にはなかったが、内心の動揺を表に出すわけにもいかず、即座に反応する。

「今更だけどさ、サンちゃんは他に怪我とか無かった?」

その質問にどきりとする。
アドはあの場面を見ていなかった筈だ。少なくとも、正確な把握が出来る理由はない。
たまたまタイミングが合っただけで、僕が何を隠そうとしているか分からない筈だ。
隠す理由さえ分からないまま、僕は自分にそう言い聞かせてアドに応えた。

「ああ。舌以外は怪我はないよ」
「ふーん」

何故かアドの顔を見ることが出来ず、ペットボトルの水を飲む。いつのまにか、水は空になっていた。

「それは良かった。皆無事でラッキーだったね」

その言葉を聞いてからようやくアドの顔を見ると、アドはいつもと同じように笑っていた。
変わらない表情に安堵して、僕も僅かに笑みを作る。

「そうだな」
「私、本当は軽い打ち身あるんだけどね」
「いや、あそこは死んどけよ、人間として」
「流石にそれは酷くない!?」

微かな不安を抱えたものの、こうして激動の1日はようやく終わったのだった。





to be continued