【感染×少女】愚痴吐き場【グル詳細必読】

【感染×少女】愚痴吐き場【グル詳細必読】

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2017/06/19 02:16

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霧生和弦

『懇願』


「〜〜〜くそッ!!!!」
行き場のない怒りと、自分の無力感がとめどなく溢れ出てしまい思わず全力で医務室の壁を殴ってしまう。

「サン…く……も…いぃ…わ…た………」
「良いわけないでしょう!!」

考えろ、考えろ、考えろ、考えろ。
それしか能のない今の僕にできることを。
鳳雛ではもう救う術はない、タイムリミットもないと言われた。
本当にか?何か絶対見落としが、アイツの知らない事実がある筈なんだ。
こんな所で、この人の命を諦めたくなんかない。

「…サン様、ご自身の身体を痛めつけないでくださいまし。…血が、出ていますわ」
「…え?あぁ…悪い、甘噛。…!?」
「サン様…?」

そっと甘噛に手を取られ、ハンカチを巻かれそうになるが今できたばかりの傷なのにもう、血が止まりかけている?

『君の血を、厳密にはその成分を体細胞が摂取するとね、変異して先祖返りをするのよ』
『先祖返り…ですか』
『そう。まさに再生よ』

「あ…?」

『DNA情報に依存されるのかしら、全く健康な状態まで急激に回復するの』

…待てよ。あの時は来栖崎の事…つまり感染発症だけをどうにか出来る特効薬みたいな意味で受け取っていた。
だけど、よくよく考えたら僕は『あの時』生きていた。
…違う、服はなかったんだ。ミンチになっていたのに生き返って、再生していた…?

「…やいと先生、僕の血は…感染だけに、有効なんですか?」
「…確認出来る機会がなかったからそれは分からない。ただ、それ以外にも効果があったとしても来栖崎さんと甘噛さん…それにその打たれた毒物が抜けきるのか保証がない三静寂さん…そうなると今度は貴方の身体が持たないわよ?」

それでも。
それでも、僕は僕の命より、皆の命の方が、大事なんだ。