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2016/05/22 18:06

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*玉響*

入口に立っていたバルは、背中から大剣を外し、壁に立てかけながら、チラリとステージの方を向いた。その視線を追うと、この喧騒の中、ずっと変わらず楽器を弾いていた男がいたことに気付いた。

「ありがとう。あいろんさん。」
バルの低い声に、テーブルに集まっていた面々がハッと我に返り、ステージを振り返った。
「なんでバラすかなあ。別に俺は何もしていないよ。」
「…久しぶりに聞きました、その曲。昔、まだギルドができたばかりで揉め事があったころ、よく弾いてくれましたね。鎮静効果でもあるのかな。」

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