もっとゆるゆるTCG 

もっとゆるゆるTCG 

173
2016/11/13 00:42

Lobi編集部おすすめ!最新ゲーム情報

【重要】サービス終了のご案内

【運営からのお知らせ】【残り2日】Yay!にアカウントの移行をお願いいたします!

【運営からのお知らせ】終了まであと6日、Yay! x Lobi 統合記念キャンペーン!

【運営からのお知らせ】Yay!登録後、アカウントの保存をお忘れなく!

【運営からのお知らせ】Yay! x Lobi 統合記念キャンペーン開催中!

最新ゲームニュースをもっと見る
もっとゆるゆるTCG  トップに戻る
_ひなた


この家、いえ、このお城は無駄に広く、キッチンといえど普通の家のリビングぐらいの広さがある。
壁沿いにある棚には沢山の食器や調理器具が丁寧に積んであり、部屋の真ん中には鉄の板が上に敷かれた作業台がある。
およそ、キッチンというより厨房が正しいこの部屋の呼び方なのだと思う。
隣の部屋には食事をする所であったのだろう場所、宴会場とも言うべきか、そこに18人が座れる私達にとって、使うには長過ぎる机がある。
以前、旦那様とそこで食べて見たが圧倒的な襲り来る、二人いるにもかかわらず、一人ぼっちのような寂しさに耐えられずキッチンの作業台で逃げるようにそこで食べた。
それ以来、ご飯の時は作業台で食べている。
なんとなく今日はその作業台が自分を家族の一員である事を誇りに持っている為にに光を反射しているように見える。
食をいつも共にする家族同然の作業台の椅子にヘル姉様は腰を掛けて本を読んでいる。
その様子は大人びていて先程の無邪気な笑顔とは正反対。
壁にかかっている蝋燭の炎で白肌と白銀の髪に妖艶さが増される。
その抜群なスタイルにも陰影がかかり、さらに際立っている。
知的で洗練された魅力で人々は官能を催すのだろうか。
つい、私の体と比べてしまうが、絶壁の方が登りやすいからと自分を謎な根拠で鼓舞する。
「ヘル姉様。今回は旦那様とどちらへ行ってたんですか?」
「西の大地、フリューゲルにあるカーリヒト山でブリザードが住み着いてしまい、そこのふもとの町から討伐依頼が来たからそこに。」
本を畳んでこちらを向く。
また表情も安心できる優しいお姉さんと行ったふうに変わっている。
「ブリザード、文献で読みました。本来、北の大地の人目のつかない奥山に生息しているんですよね?なぜ西に?」
「分からない。が、ブリザードは北以外の場所だと気候変動をもたらす。おかげで連日吹雪いていて、2世紀ぶりに雪が降ったと大騒ぎ。町は慣れてない対策に追われていた」
「大変ですね。そうなると交通もマヒ、他の産業もまともに動かないですね」
「あぁ、だからギルドに依頼が来た。しかし、ブリザードは超上位種だ、国の騎士団が一つあって倒せるか倒せないかだ。」
「だけど国に依頼したところで救う利点もあまりない町の為に騎士団は動かせないと。だから旦那様が引き受けたんですね」