もっとゆるゆるTCG 

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2016/11/13 00:42

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_ひなた

「あぁ、あいつは優しすぎる。これまで会ってきた奴らの中で群を抜いてのお人好しだ。」
確かに優しい。気遣いには余念がない。
そんな旦那様はギルドでフリーになる前は5大国の中の一番の強国、中央都市ディアハラの第一騎士団団長だったそうで、書斎に立てかけてある団員との集合写真がその証拠である。
騎士団は実績のある強い人達で上から組まれるそうで、第一ともなると王国の精鋭の中の精鋭で組まれる師団となる。
「でも流石の旦那様といえど一人での討伐は厳しいのでヘル姉様の所に頭を下げに行ったと、そんな所ですか?」
「あぁ、あいつは断っても一人で立ち向かう…、いや、今はメイがいるからそんな事はしないだろうが、何かできる事の為に町には向かっていただろう。」
少しばかりヘル姉様の瞳に少し陰りが訪れる。
「ヘル姉様も一緒ならば苦戦はしなかったのではないですか?」
ヘル姉様は何でも知っている。1519653以降の円周率も、セトネーの最終魔法陣定理も。外の世界の事も。
私が聞いたことには全て答えてくれる。
知見に溢れていて、かつ魔族の純血である。
魔族は基本的には魔力の扱いに長けていて、魔法科高等学校の主席卒業生にいても珍しくないと聞いている。
なので旦那様と比肩するくらい強いのだろうと思う。
実際、目にしたことないから分からないのである。
「いや、それ以前にブリザードは私達に威嚇をして、距離を詰めようとすると尻尾を振りかざし一定領域に入らせないようとしていた。怯えているかのようだった」
「ブリザードですよね?ホントにそんな事が?」
全く理解不能である。ブリザードは超上位種である。何にも慄く事はなく、むしろ理性的であるはず。
人となり、平和に共存している村の話をヘル姉様から聞いた事があるし、地方諸説によれば守り神として崇めている村もあったとか。
なので威嚇の前に話をして平和的解決をしようとするのが普通なのである。
「あぁ、よく見ると腹に大きな切り傷があって、それを庇いながら振る舞っていたのだと思う。見兼ねて治癒魔法をかけてやったら落ちついた。しばらくして、こちらに会釈をしたと思ったら飛び立っていったよ」
「誰がなんの為にしたのでしょう、ブリザードだって何もしなければ無害というよりむしろ平和的共存の為に生きる種ですよね。それに話す事はなかったのですか?」