もっとゆるゆるTCG 

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2016/11/13 00:42

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テラ)グリガス

「……お兄さん!ありがとう!」
「なあに、気にすることはねぇ。これは俺の仕事でもあるんだから
な。」
少女のお礼に少年はチンピラをしばくことでしか生活ができない自らの身の上を茶化すように答える。だが、少女はそんな少年の言葉をあまりにも純粋に捉えてしまったようだ。
「お兄さん、ヒーローなんだね!」
「いや、そういうわけじゃねえんだが……」
「ヒーローのお兄さん、お礼したいから街のカフェに行かない?」
少年はこの手の誘いはこれまで断っていた。大体の場合は先程殴られた勢力と繋がっていて逆襲されるのがオチだからだ。だが今回は違った。
「おう」
まだ12~3と思われる少女だ。まさか罠ではないだろう。少年はカフェに行くことにした。

少年にとってカフェという空間は人生でほぼ初めてといってもよかった。小さい頃に親と行ったことはあるが、ほとんど覚えていなかったのだ。
「すげえ……なかなかに洒落てる……」
「ね?いいとこでしょ?ボクはここを昨日見つけたんだ!」
少女は自慢げに語る。それを聞き流しながら少年は注文に向かった。

慣れない言葉に苦労しながら注文したカフェオレを一口すする。
「うめぇ!!」
「でしょ?お兄さんも今度から疲れたときにはカフェに来るといいよ!」
そして少年は「折角だしただ黙っているのもあれだから」と、過去に少年が繰り返してきた喧嘩の数々を武勇伝として語りだした。少女は、その一語一句たりとも聞き漏らすことのないように注意して聞いていた。少女の瞳は憧憬の輝きに満ち満ちていた。
一通りの話が終わったあと、少女は少年に数々の質問も雨のように浴びせた。少年もこのような機会は滅多になかったのでまんざらでもない様子で答えていたのだが、ひとつの質問をきっかけに少年の顔色が急速に陰りだした。
「お兄さんってもっとゆるゆるTCGやってる?あっそうだ、折角だし勝負していこうよ!」