もっとゆるゆるTCG 

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2016/11/13 00:42

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テラ)グリガス

「それじゃ、約束だからちょっと『頂く』わね」
女は意気揚々とした調子でバーボンに話しかけた。バーボンの方は言葉もなく崩れ落ちていた。
女はポケットから一枚のカードを取り出す。
「《契約》……《強制執行》」
その言葉をトリガーとして、バーボンの身体がカードの中へと取り込まれていく。
大切な友達になんてことするんだ。
ジェニーがいくら思えども無力。ジェニーには分かっていた。これは《決闘者》と《決闘者》の約束。この無慈悲な現実がなければ、怪物だらけの世の中をボクは渡れなかった、それくらい重く覆しようがない現実なんだということ……
ならば方法は一つしかない。

「返して……バーボンを返してよ!ボクとも《決闘》をしてよ……!」
ジェニーの脳がそう言えと指令をだすよりも早くジェニーの口はそう言葉を発していた。しかし、のらりくらりとかわされてしまう。
「生憎、アタシもそんなに暇じゃないの。アタシはこの子を届けなくちゃいけないから」
「もしかして……やっぱり《赤の侵攻団》なの?」
「ええそうよ。どうせ明日には全て吹き飛んでしまうんだものね。話してアゲル」
やけに勿体ぶる。
「アタシは《赤の侵攻団・華麗なる副団長》のイリアよ。アタシたちは革命を起こすの」
「全て吹き飛んでしまうってどういうこと……?」
「アタシたちは明日、この町にある魔法研究所にこの子の力を使ったイグニション砲を放つの。」
《バーボン》のカードをピラピラさせながらイリアは話を続ける。
「そしたら魔法研究所に溜め込まれている魔力が全て暴発してボカンね。この町くらいはそのままおしまいになるわ」
「どうしてそんなことを……!」
イリアは聞き飽きたと言わんばかりに欠伸を一つする。
「だから、革命のためだっていってるじゃない。」
「テメェ……!!」
これまで沈黙を貫いていたアッシュにもとうとう我慢の限界が訪れたようだった。しかし、アッシュが殴りかかったその時にはイリアは《契約》しているらしき《フェニックス》を召喚し、彼の背に乗って空へと飛び立っていた。