もっとゆるゆるTCG 

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2016/11/13 00:42

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テラ)グリガス

少し長いと感じられるような時が流れ、日も沈みかけたころ、事態は大きな変化の兆しを見せた。
龍神の目から発せられる狂気を体現したかのようなあの光が弱くなってきたのだ。祈りが通じたようだ。ご主人様は安堵、ヘル姉様は驚愕の表情を浮かべていた。私は、この龍神と人との壮大な通じあいに感動を覚えた。
龍神が完全に正気を取り戻したのは、それからもうしばらくミカさんが祈り、空が暗くなったころのことであった。
「我のような神の一角に立つものが洗脳されるなどという失態を犯すとは……謝罪の言葉も見当たらない……」
龍神は申し訳なさそうな表情を浮かべた。そうでもするしかなかったのだ。だが、ご主人様も姉様も、そしてもちろん私やミカさんも龍神を責めることはなかった。洗脳だと分かったのなら、洗脳したほうが悪いに決まっている。
龍神は明日村の人々に謝罪をすることを約束すると、外も暗いからと私達に村へと帰るよう勧めた。龍神のほうも自責の念を感じ、一人にしておいて欲しかったのであろう。断る理由もないので、私達は村へと戻ることにした。今日はミカさんが家に泊めてくれるそうだ。
「でも、なんで祈ることで洗脳されてあれだけ心が荒ぶっていた龍神を鎮めることができたのですか?」
帰路の途中で私はミカさんに尋ねた。するとミカさんは、
「私、過去に龍神様に教えを頂きに祠へ行ったとき、龍神様に教わっていたのです。『もし今後、村に何らかの事態が襲った時には、我に祈りを捧げよ。我はどのようなときでも村に力を与えよう』って。まあ、私が依頼を出したときには龍神様はひどく暴れていて祈ることもままならなかったのですけどね……」と語ってくれた。そして、もうひとつ『我等神は、最後まで強き信念を曲げなかった者の味方とならん』と教えられていたことも知った。確かにミカさんは根気よく祈りを捧げていた。その信念こそが大事であったのだろう。そして私の信念……私もご主人様やヘル姉様のために絶対に逃げるもんかと心に誓った。それも今日の戦いをいい方向へと導いてくれたのかもしれない。