【感染×少女】愚痴吐き場【グル詳細必読】

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2017/06/19 02:16

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kiliru


と、時間を稼ぐという言葉をそのまま実行しようとしているのか、来栖崎の緩い斬撃を左腕で受け止めた。
全て好都合だ。
来栖崎を殺してサン様を手に入れる。そんな望みがすぐ手の届く所にあるのだから。

「ガァ゛ァッ!」
「っつ!」

右腕も大分動くようになってきた。
折れた骨が筋肉に突き刺さる感触を無視して、全力で相手を殴りつける。
だが、コンクリートを軽々と砕く一撃でさえ、化け物相手には物足りないらしい。
本来の威力から削がれた一打は刀によって易々と逸らされる。しかし、そこに必殺の覇気はない。
相手が甘噛綴でなければ、或いは甘噛綴を殺すつもりであれば、来栖崎はその腕を切り飛ばしていただろう。
だが、今はその軌道を逸らすだけ。
致命打にならないと分かりきっている右腕で攻撃をする狙いなど一つだけだ。最初から、相手の腕が伸びる一瞬だけを狙っていた。

ゴギッ、という関節が砕ける振動が音より先につま先から伝わる。

「ッの!クソがッッッ!!」

一瞬の油断。
人間の意識が残る来栖崎の弱点だ。殺すことから時間稼ぎに意識が移ったことで攻撃も防御も気が抜けていた。
だからこそ、右腕を奪うことが出来た。
これでイーブン。
だが、刀を落とさなかった所は流石というしかない。

来栖崎も、そしてサン様も勘違いをしている。
例え来栖崎が殺そうとしなくても、私は殺すつもりだ。互いに殺すつもりで戦わなくては時間稼ぎにすら至らない。

「コロスコロスコロスコロス」
「チッ。ちょっと優しくしたら付け上がって!」

知ったことではない。
殺すつもりがあるとないとでは決定的に、絶対的に違いが生じる。
一撃の重さ、決断の早さ。
まだあなたは殺すつもりがなくて、時間を稼ぐつもりなのでしよう?

動きが一歩、いや二歩ほど早く来栖崎の懐に入る。
先程の私と同じように折れた関節を無視して来栖崎は刀を振るうが、それは間違いだ。
その腕で、この距離で、殺すつもりもなくて、刀で私の動きを止めることなどできるはずもない。
全力で距離を取るか、蹴りで迎撃すべきだったのだ。
もっとも、蹴りできたなら今度は足一本を貰う結果になっただろうが。