【感染×少女】愚痴吐き場【グル詳細必読】

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2017/06/19 02:16

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kiliru


「!」

しかし、来栖崎を殺せるまで後少しのところで、側頭部に刺さりそうになった矢を回避する。
続き、私と来栖崎の間に割って入った鎌を大きく避けた。

「お疲れさん。選手交代だ!」
「姫片…!」

来栖崎と比べればかなり遅い斬撃だったが、次の攻撃を受けることなく私は後退を余儀なくされる。
受けてしまえば、そのタイミング丁度でどこかしらに矢が刺さる。姫片さんと三寂静さんの絶妙なコンビネーションだ。

「悪いけどな、殺す気で行かせてもらうぜ!」
「チッ!」

二人合わせても全てが来栖崎一人に劣る。
攻撃、速度、防御。
なのに、攻めに転じる事すら出来ない。確かに、二人は殺す気で私を攻撃してきていた。
前進しようとしても、後退しようとしても、悉くそのタイミングを奪われる。
視界の端に映る豹藤さんが矢を回収している姿を認め、弾切れも期待出来ないことを悟る。

だが、それでもまだ甘い。
殺すつもりの射撃は距離がある分、狙いが正確であればあるほど着弾点が読みやすい。
完全回避を捨て、最小限の動きで被弾しつつ姫片さんを攻撃。各個撃破してしまえばその後は何の支障もなくなる。

「来栖崎!!」
「わかってるわよっ!」

姫片さんの頭を越え、来栖崎の斬撃を受けて私は後退を余儀なくされた。
私が左手でトンファーを持っているのに対し、来栖崎は両手で振るうことで右腕の負傷を補う一撃だ。当然、押し合いに勝つ見込みはない。
その時に私が零したものは、笑みだったのか、或いは落胆の嘆息だったのか。

ここに至っても、来栖崎の一撃には殺意はなかった。

まともに受けられないのなら逸らせばいい。
そのままの動きで身体を半回転させ、私は来栖崎に回し蹴りを食らわせる。
来栖崎が吹っとんだ先には姫片さんがいて、二人はもつれ合って瓦礫の中に倒れこんだ。
飛んできた矢を右手で掴む。

「甘噛ぃーーーーッ!!」

最後の矢。
ただ真っ直ぐ、愚直に走りこんでくるあの人を殴り殺せば茶番は終わりだ。
甘噛綴を救う策などなかったのだ、と。嘲けりを以ってアマガミツヅリが両脚に力を込める。

私には既に私を止める力など残っていない。
彼を守る盾は使い切られた。
彼に当たることを恐れた威嚇の矢など気に留める必要もない。