【感染×少女】愚痴吐き場【グル詳細必読】

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2017/06/19 02:16

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kiliru


来栖崎は大丈夫だ。絶対、任せた役割をこなしてくれる。
だけど。
ああっ、クソ!
クソックソックソックソックソックソックソクソクソクソクソッッッッ!!!

開き直って啖呵を切ったとしても、僕はそれでも来栖崎に頼るしかないのだ。
自分の情けなさに対する死にたいくらいの自己嫌悪と後悔を噛み殺す。
自分のことなど今はどうでもいい。一秒でも早く甘噛と来栖崎を救う事だけ考えろ。
策なんて口からのでまかせだ。だったら今すぐ策を出せ。

「ーーよし」

本当に一瞬でまとめ上げたそれは、策なんて上等の物じゃない。そもそも、僕一人じゃ成り立たない。
それでも失敗が頭に浮かんでこないのは、何か言う前に僕の元に駆け寄ってきてくれた仲間たちがいるからだろう。

「サン君、策とは?」
「甘噛に僕の血を無理矢理にでも飲ませます。それしか方法はない」
「それはそうだが、方法はともかくとしてさっきあいつが拒否したのは?」

姫片の指摘はもっともだ。それで済むならあの時に解決している。

僕には覚悟がなかった。
礼音さんに甘噛を助ける前に線引きを考えるべきだったと言われたことを思い出し、土壇場で迷ってしまった。
つくづく僕はバカだ。
助けたくて救ったんだろう?来栖崎には迷惑と言われても、ただの独善で手を伸ばしたはずだろう?
だったら甘噛にもそうあるべきだったんだ。

「多分、正気に戻る前に僕を噛み殺すと思ったからだろう」
「それなら、状況が悪化している今では余計無理なんじゃないですか?」
「僕が死なないように、正気を取り戻す量の血液を与えれば良いんだ。方法はいくつか考えた。僕が死ななければそれで問題クリアだ」
「……あなたはバカですか」

ああ、そうだよ。
だけど、今の僕の方が前よりいくらか賢い。それは断言出来る。

「殺さないで欲しいという僕の独り善がりな願いを来栖崎が聞き入れてくれた。なら、実行に移して実現するのは僕の役目だ。そのためなら、腕の一本くらいは差し出したって良い」

束の間の沈黙。
皆の協力が得られなければ達成は困難。今の話を聞いて、皆がどう思うか。
差し出せるのは僕の覚悟だ。